2010年06月02日

男一代菩薩道―インド仏教の頂点に立つ日本人、佐々井秀嶺

2004年にフジテレビで初放映された「NONFIX : 男一代菩薩道〜インド仏教の頂点に立つ男〜」を元に、追加取材を加えて一冊の本にまとめたもの。
インド不可触民についてや、佐々井秀嶺さんにハマリまくりですが。
佐々井秀嶺さんの伝記「破天」と比べると遥かに気軽に読めます。

男一代菩薩道―インド仏教の頂点に立つ日本人、佐々井秀嶺
何も知らずに、先入観なく取材していく若者の姿も同時に眼に見えるようでした。
NHK BS-1「ファースト・ジャパニーズ」のディレクターとかされてるみたいですね。

P218
もちろん仏教に改宗したからといって、それですべてが解決するわけではない。インド社会の構成員の大半がヒンドゥー教で成り立っている以上、これまでカースト制度のもとで世襲的に担ってきた職業(家業)をすぐさま放棄するわけにはいかないはずだ。現実的にはバンギー(清掃人)やドビー(洗濯屋)は当面、バンギーやドビーであり続けるだろう。少なくとも社会全体がこうした意識変革を受け入れ、積極的に変わろうとするまでは。
それでも、いわれなきカースト差別の責め苦から精神的に逃れられることは何にも増して大きい。彼らの姿を見れば、すぐにそのことはわかる。

この取材を始める前はきっとごくごく普通の人であったであろう著者のTwitterの壁紙を見ると、著者がこの作品を作ることで得たものの大きさが見えてくる気がします。http://twitter.com/3tabi

さて、一読者の私ができることは何だろうか?

<参考URI>
NONFIX : 男一代菩薩道〜インド仏教の頂点に立つ男〜
http://www.fujitv.co.jp/nonfix/library/2004/445.html
<blog内関連記事>
不可触民―もうひとつのインド
破天。
不可触民の道

posted by わけい at 17:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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