2010年07月16日

ビジネスマンの父より息子への30通の手紙

hiraiさんからオススメ頂いた本。
タイトル通り、社長の父親から、その後継者・社員として磨かれる息子への30の助言。

ビジネスマンの父より息子への30通の手紙 新潮文庫

目次

実社会に出発する君へ

あえて挑戦を(第一通)
名門私立大学に合格したが気おくれし、やっていけるだろうかと迷っている君へ。

教育の設計(第二通)
いつ、何を、どう勉強すれば、充実するのか、将来に備えて。

成功について(第三通)
父親にはかなわない? いずれ父親を振り回すようになるのに。

惰性的な生き方には(第四通)
「ミソサザイの翼で鷲のように飛ぶ」ことはできない。下降する成績に歯止めを。

実社会での最初の日々(第五通)
いよいよ実業界に足を踏み入れたが、一抹の不安を感じないでいられない君に。

誠実さの代価(第六通)
ビジネスで最も重要なルールは君が真実を語らなかったと、決して人に言われないことだ。

「企業家」とは何か?(第七通)
冒険心と自信。危険への備えはどうするのか。

経験の重みに代えて(第八通)
新たに販売部長に就任した君。経験が基本条件の部署だが、しかし君にはそれがない。

部下との衝突(第九通)
衝突で何を得、何を失ったか。回避の道はなかったか。

共同事業への誘惑(第十通)
一攫千金のうまい話にさめた目、さめた手段を。

結婚を気軽に考えないで(第十一通)
結婚という投資による損益は大きい。よき妻の条件とは。

事業を拡大する上で重要なこと(第十二通)
事業を大幅に拡大するについて、二、三の大きな問題点を見落としていないか?

金銭感覚はどうなっているのか(第十三通)
高額の勘定書が会社に回されてくる。いささか不安を感じて一つ尋ねたい。

講演は自信を持って(第十四通)
母校の講演を引き受けたものの。大勢の前で話す場面を想像し愕然としている君に。

礼儀正しさにまさる攻撃力はない(第十五通)
仕事仲間に誇りをもって紹介できる社員とは、どんな人物なのか?

銀行融資をとりつけるには(第十六通)
実業家は銀行の有難味をよく忘れる。君も目的に夢中で、銀行を過小評価していないか?

政府の検査官について(第十七通)
恐れることはない。政府は私たちの事業を助けるためにあり、実際に助けてくれるはずだ。

多角経営は会社を安定させるか(第十八通)
会社は一つの分野だけの経営の方が強いのではないかと、多角化の根拠を尋ねる君へ。

読書の価値(第十九通)
「一冊の本しか読まない人に気をつけよう」これ以上付け加える必要があるだろうか。

効率的な管理とは何か?(第二十通)
それは部下とのチームワークである。が、活用されることの少ない方法の一つでもある。

人生の幸福とは(第二十一通)
「人生の『真』の幸福はどのようにして手に入れるのか?」と問いかける君に。

社員を解雇するとき(第二十二通)
気の重い神経の疲れる任務だが、それもまた、経営を向上させるうえでの大切な仕事だ。

友情は手入れしよう(第二十三通)
仕事では何人かの友人ができた。が、昔の友だちに会う機会がないと悩む君に。

批判は効果的に(第二十四通)
人はそれぞれ性格や性癖が違う。思慮深い批判を与える人は決してこの事実を忘れない。

自分の財布の管理も計画的に(第二十五通)
「予期せぬ請求書」のために、個人的な借金を申しこんできた君に、一言いう。

常に備えよ(第二十六通)
最近の経営不振から、会社は将来まで耐えぬけるだけの準備があるかと動揺している君へ。

ストレスと健康(第二十七通)
君に最も適した、くつろいだ状態になるために・・・・・・

優れた指導者の条件(第二十八通)
業界団体の会長に推されたが、35歳ではその地位は務まらないと思っている君に。

生活のバランスを保とう(第二十九通)
社長に任命されて以来仕事に精勤する君に。仕事と同様に大切なものもあるのでは・・・・・・

あとは君に任せる(第三十通)
君は後継者になった。もう君の仕事に口を出すつもりはない。私の人生を楽しむだけだ。

訳者あとがき〔城山三郎〕

良い感じに要約されているblog
http://d.hatena.ne.jp/shimpei-ymkw/20090305

最初は「ビジネス書」として、学ぶところを探しながら読んでしまいましたが、よく考えると、これは平凡な父親から、息子への懸命な助言なんですね。
それも、中規模の会社を経営し、その会社の部下として息子を雇っているということを考えると、中小企業の街、東大阪で青春を過ごした私としては、身近な感じが迫ってきました。

一方で、この本は、私たちくらいの年代、つまりこの「息子」さんがこの手紙を受けとっていた頃の年代の人が読むよりも、親世代の人が読む方が、「子どもへの自分の愛情のかけ方を再確認する」という意味で、効果が高いように思います。
そういう意味では、子どもができる前に出会っておいて良かった一冊ですね☆

posted by わけい at 16:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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