2011年06月26日

パパとママをえらんで、ボクはうまれてきたんだよ。



ごめんね、ありがとう。 〜産まれることができなかった赤ちゃんから届いたメッセージ〜」や「あかちゃんからのラブレターと同じく、326(ナカムラミツル)さんの「出産」をテーマにした絵本。
これもまたまた、とっても素敵な絵本です☆

この絵本は、もちろんただ読むだけでも素敵なのですが、写真を貼ったり、書き込んだりすることで、完成する形になっています。
機会があれば、是非完成させてみて下さい。

パパとママをえらんで、ボクはうまれてきたんだよ。

目次

ママだけの宝物
違う道で、同じ場所へ。
曲げるのではなく変えるということ
「楽しい」という栄養
ママのおなかはボクのおでこ
短所という個性、個性という長所。
愛のお守り
パパにしか出来ないこと
ほんとうの「あいしてる」
命の重さ〔ほか〕


印象に残った部分を引用します。

僕がかつてから思っていた究極の本の形として、「読んだだけじゃ完成しない本」というのがあります。読みながら、自分の場合は○○だったなあ…というように思いを巡らせ、それを実際に本の中に書き込む。書き込んで初めて本が完成するといった形です。



結婚の力
高1のときに亡くなった僕の父ちゃんは、何よりもコーヒーが大好きな人でした。でも僕は昔、コーヒーが飲めなかったんですよ。大人になってようやく飲めるようになったけど、そのころにはもう、父ちゃんはいなくて…。だから、一緒にコーヒーを飲むという夢は叶えられないんだな…って悲しくなったことがありました。だけど、もし僕が結婚して、奥さんのお父さんと一緒にすごすことができたら、そうしたらそのときに「父親と一緒にコーヒーを飲む」って夢が叶うかもしれないな…って気付いたんです。結婚ってすごいです。だって、一度は叶わないって思った夢が、結婚することによって、やっぱり叶うかもしれないんですから。


まほうのことば
アンケートの回答の中で、意外だなって驚いて、そしてとても感動した答えがありました。それは、「出産後、言われて一番嬉しかった言葉は?」という質問に、ある奥さんが「赤ちゃんがパパ似だと言われたこと」と書いていたことです。ママにとっては、赤ちゃんは自分が生んだんだから、自分に似ていて当然じゃないですか。でも、「パパ似だね」と言われたときに、自分に似てるって言われるよりももっと「嬉しい」って思えるって、なんかものすごく素敵だな、夫婦が愛し合ってる証拠だな…って思ったんです。ちなみに、もし僕が奥さんだったとしても、自分よりもパパ似って言われる方がきっと嬉しいと思います。だから身近な人に子どもが生まれたときには「パパ似だね〜」ってひとこと言ってあげて、奥さんを喜ばせてあげてください。そのたびに、ママは「ああ、この子は愛する人との結晶なんだ」ってことを、あらためて認識すると思うから。


タオルケット
(前略)
「道しるべを作ってあげること」と、「でこぼこの道を平らんにならしてあげること」って、きっと大きく違うんですよね。前者が、知識や知恵や常識を教えてあげることだとしたら、後者は、夢を押し付けることだから。地図を持たせてあげたらあとは、その子が自分の足で歩くのを見守るしかない。もどかしく感じようと、心配でハラハラしようと、やっぱりそうだと思うんです。


伝えられないもどかしさ
相手が何を言っているか聞き取れない側の人よりも、言いたいことをうまく相手に伝えられない側の人の方が絶対に苦しいと思うんです。たとえば、何か悪いことをして「ごめんなさい」って思っているのに、涙に詰まって言葉が出ないとき。相手に何も伝えられないことで、もっと「ごめんなさい」って気持ちが重なって苦しくなると思います。わかろうとするほうもつらいだろうけど、伝えることができないほうの、どうしようもなく切羽詰った状態っていうのは、想像しただけでもゾッとします。だから、ママやパパには、まだ言葉を話せない子どもが何を求めてるのかわかんないってイライラするんじゃなくて、それ以上に「伝えたいことを伝えられない不安や寂しさを今、赤ちゃんが味わっているんだ」ってことを感じ取ってほしいんです。そうするともっと優しい気持ちになれるはずだから。


じまんのりょうしん
実際にうちの父ちゃんと母ちゃんも、いつまでたっても相当ラブラブで、僕が思春期になっても毎日一緒に風呂に入ってました(笑)。僕の結婚願望が強いところや、もし自分に子どもができたらって想像しただけで泣けてきちゃったりするところは、きっと父ちゃんと母ちゃんのその姿が、脳裏に焼き付けられてるからだと思うんですよね。特別何かをするわけじゃなくて、やきもち焼いちゃうくらい、すごいイチャイチャしてラブラブして幸せな姿を見せ付けるのって、「野球選手になりたい」とかの「職業的な夢」以外に、「いいパパになりたい」「素敵なママになりたい」なんていう「人間的な夢」を子どもに与えてくれる、すごく大切なことだと、僕は思うんです。


パパへ
(前略)
ママが同じ人でも、もし、そのママを見つめている人が別の人だったら、ボクはきっとボクではなく、別の誰かになっていたはず。
「パパがちがうだれかでも、ママがちがうだれかでも、ボクはここにいなかった」
「パパがパパで、ママがママで、ほんとうによかった」
と、思っているのかもしれません。だから、赤ちゃんは、パパがママと出会って、そしてママをえらんでくれたから自分がここにいるんだ…ということをわかったうえで、繰り返し「ありがとう」って言っているんだろうなと思います。
もしあなたが、生まれて来た赤ちゃんのことを心から愛しているのなら、それと同じくらい、愛してあげてくださいね。あなたがあなたであるということを。


きびしいやさしさ
やさしくするのと甘やかすのは、全く違うと思います。子育てにおいて「甘やかす」って行為は、手抜きだと僕は思っています。
ちょっと前に、こんな言葉を書きました。

勝つ事でしか学べない事がある。
負ける事でしか学べない事がある。
それさえ知っていれば買っても負けても人は、必ず成長出来る。
(後略)


キミには「おめでとう」
ママには「ありがとう」
1歳になった赤ちゃんに「おめでとう」って言うそのときに、ママには「ありがとう」って言う。これってすごく大切なことですよね。1年前の同じ日に一番がんばってくれたのはママなのだから…。でも実は、この「ありがとう」と「おめでとう」を同時に言えるパパが一番幸せなのかもしれないです。そう思うと、パパにとっては子どもの誕生日が自分の記念日にもなるような気がします。それに、赤ちゃんもママも、言われてこんなに嬉しい言葉ってきっと他にないと思う。家事や育児を手伝うのももちろんだけど、やっぱり何よりもママを喜ばせてあげるのがパパの一番の仕事だと思うので、「ママががんばってるのを知ってるのは、赤ちゃんだけじゃなくてパパも一緒だよ」ってことを、特にこういう記念日には教えてあげてほしいです。ちゃんと「言葉」という形にして…。


引用は、いわゆる作品部分は除きました。
本当は、作品の方が端的で分かりやすく、また感動できるんだけれど、やはりそれは326(ナカムラミツル)さんの絵が伴っていないと意味がないと思うのです。

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To Be Freedom@読書三昧: ごめんね、ありがとう。 〜産まれることができなかった赤ちゃんから届いたメッセージ〜
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posted by わけい at 08:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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