2014年05月28日

ハル (WIT NOVEL)(木皿泉)

久しぶりの小説。
結構衝撃的なラストでしたが、とても心温まる物語でした。
京都が舞台になっていて、ほんの少しですが、大好きな「鴨川」も描かれていて、SFなのに身近な物語に感じられました。

ハル (WIT NOVEL)



内容紹介
木皿泉・初の劇場アニメーション脚本作品を自らノベライズ

「くるみに、生きていることを思い出させるために、ボクは人間になった」
ハルとくるみの幸せな日常。いつまでも続くと思っていた日々は、飛行機事故で突如終わりを告げた。けんか別れのまま、最愛のハルを失い、生きる力も失ってしまったくるみ。彼女の笑顔を取り戻すため、ヒト型ロボットのキューイチは、ハルそっくりのロボハルとしてくるみと暮らし事に。
近未来の京都で生まれた、人とロボットの奇跡のラブストーリー

劇場アニメーション「ハル」2013年6月8日全国ロードショー

印象に残った部分を引用。

P10
「お前、言ったよな。人間になって何をするんですかって?」
「はい」
「人間になって、人間を助けろ」
「それが、ぼくのやることですか?」
「人間を助けることができるのは、人間だけだ」
「でも、僕はロボットです」
「わかってる。だから人間になれ、と言ってるんだ」
「どうすれば人間になれるんですか?」
「それは自分で考えるんだよ」
荒波博士はそういって笑った。さすがに、自分のいってることは無茶だと思ったのだろう。
「本物の人間だってな、最初から人間じゃないんだ。色々な目にあって、死ぬほど考えているうちに人間になるんだよ」

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posted by わけい at 20:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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