2014年05月28日

ロスジェネの逆襲(池井戸 潤)

ドラマ「半沢直樹」でドラマ化された小説の続編。
タイトルが気に入ったので、読んでみました。

ロスジェネの逆襲



内容紹介
ついにドラマ化! 大人気の「半沢直樹」シリーズ第3弾! ! (TBS日曜劇場 7月7日~)

人事が怖くてサラリーマンが務まるか!
ドラマ化も果たした「半沢直樹」シリーズ第3弾となる『ロスジェネの逆襲』は、バブル世代の主人公が飛ばされた証券子会社が舞台。
親会社から受けた嫌がらせや人事での圧力は、知恵と勇気で倍返し。
ロスジェネ世代の部下とともに、周囲をあっと言わせる秘策に出る。
直木賞作家による、企業を舞台にしたエンタテインメント小説の傑作!

印象に残った部分を引用。

P231
「サラリーマンはーーいや、サラリーマンだけじゃなくて全ての働くひとは、自分を必要とされている場所にいて、そこで活躍するのが一番幸せなんだ。会社の大小なんて関係がない。知名度も。オレたちが追求すべきは看板じゃなくて、中味だ」


P326
「どんな小さな会社でも、あるいは自営業みたいな仕事であっても、自分の仕事にプライドを持てるかどうかが、一番重要なことだと思うんだ。結局のところ、好きな仕事に誇りを持ってやっていられれば、オレは幸せだと思う」


P367
「仕事は客のためにするもんだ。ひいては世の中のためにする。その大原則を忘れたとき、人は自分のためだけに仕事をするようになる。自分のためにした仕事は内向きで、卑屈で、身勝手な都合で醜く歪んでいく。そういう連中が増えれば、当然組織も腐っていく。組織が腐れば、世の中も腐る。わかるか?」
(中略)
「結果的に就職氷河期を招いた馬鹿げたバブルは、自分たちのためだけに仕事をした連中が作り上げたものなんだよ。顧客不在のマネーゲームが、世の中を腐らせた。お前らがまずやるべきことは、ひたすら原則に立ち返り、それを忘れないようにすることだと思う。とはいえ、これはあくまでバブル世代であるオレの仮説であって、きっとお前はもっと的確な答えを見つけるはずだ。いつの日か、それをオレに話してくれるのを楽しみにしている」
(中略)
「戦え、森山」
半沢はいった。「そしてオレも戦う。誰かが、そうやって戦っている以上、世の中は捨てたもんじゃない。そう信じることが大切なんじゃないだろうか」

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posted by わけい at 21:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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